皆さんはとりなしの祈りが難しいと思っておられませんか?牧師や伝道者などは主の召命がないと出来ないのですが、とりなしの祈りはクリスチャンなら誰でも志願できる働きです。でも、主がとても望んでおられる働きですので伝道が苦手な人でも働きが出来ます。エゼキエル22章30節には「わたしがこの国を滅ぼさないように、わたしは、この国のために、わたしの前で石垣を築き、破れ口を修理する者を彼らの間に捜し求めたが、見つからなかった。それで、わたしは彼らの上に憤りを注ぎ、激しい怒りの火で彼らを絶滅し、彼らの頭上に彼らの行いを返した。神である主の御告げ」と書かれているほどに主はとりなしの祈り者を求めておられます。祈り方をご紹介しますが、世界的な神の働き人であったチャールズ・フィニー師が「最高の祈りとは、どのような祈りでしょうか?それは神と議論するような祈りが最高の祈りです。」と語っておられます。聖書の中でそれを行ったのがモーセです。出エジプト記23章9~14節の僅か6節の中で主が語られた事が真逆になっています。9~10節では「主はまた、モーセに仰せられた。「わたしはこの民を見た。これは、実にうなじのこわい民だ。今はただ、わたしのするままにせよ。わたしの怒りが彼らに向かって燃え上がって、わたしが彼らを絶ち滅ぼすためだ。しかし、わたしはあなたを大いなる国民としよう。」と書かれていますが14節では「すると、主はその民に下すと仰せられた災いを思い直された。」と書かれています。なぜ主はこのように短い時間の間に言葉を変えられたのでしようか?その鍵を握るのは13節です。モーセが「あなたのしもべアブラハム、イサク、イスラエルを覚えてください。あなたはご自身にかけて彼らに誓い、そうして、彼らに、『わたしはあなたがたの子孫を空の星のようにふやし、わたしが約束したこの地をすべて、あなたがたの子孫に与え、彼らは永久にこれを相続地とするようになる』と仰せられたのです。」と祈ったからです。殆どの人達が「これはモーセだから聞かれた祈りだ。」と思われるでしょう。違います。私達もモーセのように祈る事が出来ます。そしてその祈りは聞かれます。
殆どのクリスチャンの祈る祈りが11~12節の祈りです。そこでは、「しかしモーセは、彼の神、主に嘆願して言った。「主よ。あなたが偉大な力と力強い御手をもって、エジプトの地から連れ出されたご自分の民に向かって、どうして、あなたは御怒りを燃やされるのですか。 また、どうしてエジプト人が『神は彼らを山地で殺し、地の面から絶ち滅ぼすために、悪意をもって彼らを連れ出したのだ』と言うようにされるのですか。どうか、あなたの燃える怒りをおさめ、あなたの民へのわざわいを思い直してください。」と祈りました。これが一般的な祈りです。でもチャールズ・フィニー師が言った「神と議論するような祈り」は13節の祈りです。モーセは「あなたのしもべアブラハム、イサク、イスラエルを覚えてください。あなたはご自身にかけて彼らに誓い、そうして、彼らに、『わたしはあなたがたの子孫を空の星のようにふやし、わたしが約束したこの地をすべて、あなたがたの子孫に与え、彼らは永久にこれを相続地とするようになる』と仰せられたのです。」と祈った時に、主はすぐに祈りを聞いて下さいました。それを現在の日本と世界に当てはめて祈る祈りを書いてみますので皆さんも、是非この祈りの言葉のように祈ってみて下さい。
「主よ。感謝します。今、日本と世界はとても危険な状態にあります。反キリスト達が日本と世界を支配して人々を滅ぼそうとしています。でも、このまま、日本と世界に住む人達が滅ぼされたら、イザヤ 59章19節の『そうして、西のほうでは、主の御名が、日の上るほうでは、主の栄光が恐れられる。主は激しい流れのように来られ、その中で主の息が吹きまくっている。』というあなたの約束が嘘になってしまいます。また、あなたは使徒2章17節で「神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。」とも語られました。主よ。あなたはエレミヤ1章12節では「すると主は私に仰せられた。「よく見たものだ。わたしのことばを実現しようと、わたしは見張っているからだ。」と語られました。主よ。また、あなたはヘブル6章18節で「それは、変えることのできない二つの事がら(主の誓いと約束)によって、神は、これらの事がらのゆえに、偽ることができません。」とまで語られました。主よ。あなたが語られたみ言葉を成就して下さい。主よ。あなたはご自分の誓いと約束を聖書に書き込まれて、世界中の人々に手渡されましたので、これらの約束を実行されなければならない事をご存知です。あなたの契約の約束のように日本と世界に大リバイバルを起こして、私達も人々も反キリスト達の手から助け出して下さい。この状態から日本と世界を助ける事の出来る国も人物もいません。しかし、主よ。全能者であるあなたは、それがお出来になります。主よ。立ち上がって下さい。そして、あなたが聖書の中で語られた約束を果たして下さい。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。」と祈れば良いのです。私は毎日このように祈っています。どうぞ、皆さんもこのようにお祈り下さい。マタ 18章19節には「 まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。」と書かれていますので、地域は離れていても心を合わせて祈れば主は聞いて下さいます。最後にⅠヨハネ5章14節に「何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です。」と約束されています。この祈りは全てみ言葉に従って祈っていますので「主のみ心に叶った祈り」です。どうぞ毎日祈って下さい。主はご自分の約束を破る事の出来ない方ですから、必ず祈りを聞いて下さいます。今回も長くなりましたが最後迄読んで下さり有難うございました。また、次回も読んで下さると嬉しいです。宜しくお願い致します。
Comments